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なかなか治らない梨状筋症候群

なかなかお尻周りの痛みが取れない症状に梨状筋症候群というのがあります。
歩くのもつらくなる痛みです。
これは筋肉の痛みで神経の痛みではありません。
自分の経験から述べます。

◯お尻の筋肉が痛く感じる、
良く観察するとお尻の筋肉だけが痛いのではなく、その周辺が痛む。
具体的には股関節の周りが痛い、
大腿四頭筋や太もも外側の筋肉も痛い、
膝下の外側の筋肉も痛い、痛い場所が色々と出てきます。

冷えると痛みが強くなる

座って同じ姿勢を長時間して、立つ時に に痛む、寝てても寝返りで痛い、起き上がるのもつらい、安静にしていても一向に良くならない。良くなったと思っても翌朝起きて歩くのがつらい、

足の長さが違っていて、長い側が痛む事が多い、
重心が長い足側に乗っている、
短い側に乗っている場合は重い症状の事が多い、
湿布やストレッチをしたり、安静にしても痛みは続きます。そのうち何をしても痛くなります。激痛になる事も。

◯まずは噛み合わせで、足の長さを揃えて
痛い側に負荷がかからない様にする事が重要。
痛い側に重心が乗っていると悪化してしまう危険性があります。

◯股関節周辺の筋肉の凝り、痛みをとる方法は、骨盤回しが1番簡単である

股関節周りの筋肉の硬直を取り血行を良くします。回す時に痛みが出て苦しいですが、段々と薄れてきます。
右回し10回、左回し10回を交互にしていくと、痛む場所がなかり薄らいで来るのが分かります。

左右の股関節のはまり具合が違ってきます。腰回しで痛い側の股関節が引っかかる。

仰向けに水平に寝て痛む側の足を真っ直ぐにして1番大きく回して行くと股関節がコリッと音がしてひっかかる所がある、
痛く無い側は音がしない。股関節を覆う筋肉が凝って動きが引き攣れて、関節のはまりが浅くなっている。

◯原因除去療法
股関節以外に大腿部の筋肉に痛むポイントが複数外側や股関節近くにもある。
膝下外側の筋肉や膝裏近くのふくらぎの外側にもあります。膝上外側太ももにも痛い所がある。
そこを筋膜リリースで1つずつ調整するとかなり痛みはなくなって来ます。
筋肉の引き連れがなくなると股関節の引っ掛かりは消えます。

そこの筋肉が硬くなるのは、足が冷えたり、また使い過ぎたり、筋肉の凝りが蓄積した結果です。凝りを溜めない様に。

凝る原因には重心のズレが関係している。

◯治療、予防
普段の歩き方に左右の歩き幅の差を見る、
痛い側の歩き幅が小さくなってしまい骨盤の仙腸関節の動きが悪くなります。
お尻の筋肉や股関節周辺の筋肉を歩きながらストレッチするためにも、左右の歩幅均等にを大きく歩く様にすると良いです。